三宅太鼓とは

三宅島神着地域の伝統芸能である「木遣 り太鼓」は、 東京都無形民俗文化財の指定を受けている伝統芸能です。 子どもが演奏する三宅太鼓は全国で和太鼓キッズゆりかご、当チームだけです。

シンプルだけど奥が深い、力強いリズム

三宅太鼓には、基本的には3つのリズムしかありません

ですから、楽譜は一切不要で、そのリズム自体は初回の体験稽古で覚えられるほど。

素早くて、かつ強い打ち込みです。

三宅島芸能同士会(津村明男先生)との出会い

「三宅」という言葉と「三宅」という太鼓を知ったのは、和太鼓プロ集団「鼓童」さんのコンサートがきっかけでした。和太鼓を横に置き(寝せ)、腰を低く落とし打つという独特な打ち方にとても驚きました。とてもかっこよくて「チャンスがあったらやってみたい、又、子ども達にやらせてみたい」と思いました。

早速色々調べましたが、当時はまだそこまでインターネットも普及していなかったので、良く分からずにいました。数年後、元鼓童の櫻井宏樹先生と出会ってデモンストレーションで三宅を見せていただきました時には、一段とその思いが強くなったものです。

きっず5期生が年長さんの時、思い切って櫻井先生に「三宅」(鼓童さんスタイル)を教えていただきました。

自分はそれで大満足でしたし、とても嬉しかったのを覚えています。

それから少しして、和太鼓仲間と一緒に「三宅」をやろうという話になったのですが、「やるなら津村先生の三宅合宿に参加するといい」という話をされました。

話によると、鼓童さんに「三宅」を伝えた方で、打ち方も違うとの事。その頃には、インターネットも普及されていたので検索しましたところ、確かに写っている写真からは鼓童さんの「三宅」とは違う形でした。

 

 

そしてそれを、翌年の伊勢の太鼓祭りで目にすることができるとは夢にも思いませんでした。

出演者の欄に「三宅島芸能同志会」の名。兼ねてより、私の師(近藤克次氏)からそのお話は伺っていましたが、「とうとう見ることができる!!」高鳴る胸の鼓動を抑え、三宅島芸能同志会の出演時間、できるだけ早く会場に行って、良く見える場所に陣取りました。

 演奏が終わりました。あまりのすごさに開いた口がふさがりませんでした。一言で言うと【衝撃的!!】でした。

 同じリズムの繰り返しなのに力強く勇壮で、めちゃくちゃカッコよくて、何度でも見ていたい打ち方、横打ちなのに体にズンズン響いて、それでいて心地よい音。

「これは是非やってみたい。」そう思って伊勢から帰ってきました。

早速ホームページを見ると、習いに行ってみたいもののお教室の場所は東京、時間も平日夜、しかも合宿は園の運動会と同じ日・・・その次の合宿は、園の発表会と同じ日。

 また半年待ちました。そうしましたらなんと秋の合宿が運動会と1週間ずれていました。

「もう行くっきゃない!!」すぐお電話をさせていただきました。電話には津村先生が出られ、温かいお言葉で「いいよ」と言ってくださいました。

その年の伊勢の太鼓祭りで、改めてご挨拶をさせていただき、翌々週の合宿に参加させていただきました。全身筋肉痛でしたが「面白くて奥が深い!!」と感じました。

心地よいリズム、右手・左手・右足・左足が全部違う動き、そして力を抜きスピードとタイミングから繰り出される体に沁み込む音、すっかり「三宅」のとりこになっていました。

そしてまた、津村先生の温かいお人柄と「三宅」こと「三宅島神着木遣り太鼓」にかける熱い思いを知り、益々「三宅」を極めてみたいと思ったことは言うまでもありません。

自分でやってみたいというだけでなく「子ども達にもやらせてみたい。教えてみたい。」というお話をさせていただいた時にも「湯澤君がこうして合宿に来てくれたり、また、よかったら指導にもいかせてもらって、三宅島芸能同志会に神着木遣り太鼓を教えてもらってやっているということを言ってもらえればいいよ。」というお言葉をいただきました。

 

つづく・・・